中国のIHコンロを日本で使った話

中国のIHコンロを日本で使おう

IHコンロ、IHクッキングヒーターとも言います。100V,1400Wの卓上IHコンロを独り暮らし始めてからずっと使っていましたが、1400Wだとパワー不足を感じます。

アイリスオーヤマのEIH-14という機種、1400Wです。ガスやテーブルトップのIHに比べるとどうしてもパワー不足です。

EIH-14 廃盤 後継機種が出ている

 

住んでるアパートには200Vコンセントがあります(※1)。これを使わないわけにはいかないと思い、200V用IHコンロを探しましたが、日本では卓上IHコンロが売っていません!

ところで中国のコンセントは220V,50Hzです。ちょうど中国に行く用事があったので、中国でIHコンロを買うことにしました。

中国のIHコンロ事情

中国のショッピングセンターに行くと、卓上IHコンロが沢山並んでいました。中国では結構IHコンロが普及してるように思います。価格は198人民元くらいからあります。日本円で3000円くらいです(2017年)。日本のIHより安い。
最大出力は軒並み2100W、入力電圧は当然220V,50Hzです。面白いことに、EMC対策を謳っている物が多いです。消費者はEMCわかるのか??謎です。ちなみに中国の卓上IHコンロには大抵、鍋が付属しています。

日本の200Vコンセントは200V,60Hz(関西)なので動くか心配でしたが、228元のIHコンロを買いました。中国語が読めないので何が違うのか分からず、博打です。動かなければ部品取りにしよう、という程度の考えです。

中国IHコンロ SUPOR SDHCB11T-210
外箱
取説には回路のブロック図が載っている

取扱説明書にはなんと回路のブロック図が載っています。今の日本の製品では絶対に載ってないですね。

日本で動かす

※動作保証外なうえ、扱う電力も大きいです。同じようなことをされる方は自己責任でお願いいたします。

中国のIHコンロを日本で動かすには200Vのコンセントと、電源プラグの変換が必要です。
中国には2種類の電源プラグが主流です。一つは日本の100Vコンセントと同じAタイプ(ただし穴が無い)、もうひとつはCCCタイプと呼ばれるハの字のものです。中国のコンセントは3種類のプラグが刺さるようになってます。
製品のプラグがどっちかは、開封しないとわかりません。CCCタイプだと厄介です。

買ってきたIHコンロはAタイプのプラグがついていたので、200V-15Aのプラグとコンセント、スイッチ、100Vコンセントを買ってきまして変換ケーブルを作りました。スイッチは、IHに通電しっぱなしではおっかないので付けました。このケーブルどう考えても世に出したらあかん奴ですね…

電源コードをぶった切って200Vプラグを付けても良かったのですが、オリジナルを保存すべくこのようにしました。

200V分岐&プラグ変換ケーブル:通称イケナイ物

そして、IHコンロに繋いで恐る恐るスイッチをON……
呆気なく普通に動きました。さすが2kW!お湯がすぐ湧きます!!

200Vで動作 下の電熱器より圧倒的に早くお湯が湧く

某氏の協力を得てw交流安定化電源で動かしましたが、200V入力では若干、定格出力に満たないものの2kW程度消費されることがわかりました。

ちなみに、待機電流が結構流れることも分かりました。少なくとも100W以上消費してる感じです。いくらなんでも多すぎ、外部にスイッチを付けて正解でした。どこで消費されているのでしょうか?測定ミスだろうか?

パワーのある卓上IHコンロを手に入れられて満足ですが、意外な不便があります。
最初使っていた100V 1400WのIHでは出力400W以下で加熱→停止を繰り返す間欠モードに入りますが、この中華IHは1000W以下から間欠モードに入ります。1400W IHコンロに比べると低出力域が扱いにくいと感じました。

※1 備え付け電熱器用。ただし効率が滅茶苦茶悪いので1400WのIHコンロのほうが湯沸かし時間が短い。


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