不動のカセットデッキを買いました。ということで、TEACのカセットデッキ「V-870」をジャンク品として買いました。不動品です。直そうと思います。ちなみに上乗ってるデッキはSONYのTC-K500Rで、同じく不動品として買いましたが、キャプスタンを掃除したら直りました。某何とかオフにあったカセットデッキのほとんどは「テープ回らない」の札が付いてました。案の定ベルトが切れていたので、交換して直しました。千石電商のベルトを使います。
動かない原因を調査
動かない原因を探すために、分解します。
ゴムベルトが全部溶けて切れていました。悲惨な状態になっています。簡単には取れません。服に付くと取れないです。実践済みです。溶けたベルトは除光液やアルコールで取れます。
ベルトの直径
測ったところ、 キャプスタンベルトは直径80mmの平ベルト、
メカ駆動用ベルトは直径50mmの角ベルトでした。
平ベルトの幅は5mm、メカ駆動用ベルトの幅は1.6mmにしました。幅は適当でいいと思います。
千石電商の平ベルトは5mm幅しかなかったです。
コンデンサの交換
ついでに電源周りの電解コンデンサを交換しました。この写真は取り外したコンデンサです。(付着しているのは接着剤です。)
速度調整
ベルトを交換すると、再生速度が少しずれると思います。
調整はキャプスタンモータのお尻の穴にマイナスドライバーを入れて回します。中心から外れている方の穴です。
音質
良いと思いますよ~
作業日:2010年頃