Part-2 MTRECエンジンを観察しよう編

入手したエンジンをひとまずクルマから降ろした。

HH3にコイツを乗せるに当たって、何が違うのかを調べなければならない。
このエンジンはオーバーホールするつもりで居るので、
載せ替えできるorできない を今の段階で判断する必要がある。
入手したビートのエンジンとストリートのエンジンを見比べてみる。

エンジンブロック

エンジンブロックはシリンダーもヘッドも基本的にHH3と同じ。これはパーツリストで確認した。

PGM-FIのストリートのヘッドはビートとほぼ同じ。違うのはカムシャフトとバルブスプリングとデスビぐらい。ちなみにキャブの場合は全然異なる。特にインテークのポートの間隔が違うのでインマニの互換性が無い。

腰下は、トルクロッドが取り付くための耳が違う。ストリートにはトルクロッドが無いので耳がない。
が、特に問題はなさそうである。

ストリートHH3エンジン 耳がない
ビートPP1 耳がある

オイルパン

オイルレベルゲージの位置が全く異なる。

ビートエンジンではミッション側から生えてる。

オイルレベルゲージ

HH3ではベルトカバー側から生えてる。タイヤハウスからアクセスできるようになっている。

ビートエンジンのオイルパンはフィンが切ってあったりしてカッコいいのでできれば使いたい。

レベルゲージが車体のどこかとブチ当たらないかが心配だ。

インマニ・スロットル

MTRECでは吸気効率向上のため、インマニの角度が浅い。しかも巨大なエアクリボックスがある。

一方HH3ではエンジン高さを抑えるため、べったり寝た角度になっている。エンジンの高さが問題になる。

HH3のインマニ

HH3で、エンジンブロックから、荷室の床までの高さを図ってみる。

約14cm

ビートのエンジンにあてがってみると・・・

赤線で示したところが14cm
そのままHH3に乗せると赤線より上が「確実」に荷室に飛び出してしまう。

対策としては、

エアクリボックス取っ払う。

スロットルボディーの上に乗ってるEACVを移設。

これでも数cm飛び出すから、エンジンのマウント位置を下げてしまおうか。

インマニ類
エアクリボックス

雑誌によると巨大なエアクリボックスはパワー向上に貢献しているようだ。扁平な形で自作しようかな。

エキマニ

排気管レイアウトが全く異なり互換性皆無。とりあえずHH3のエキマニを使うことにする。
3-1集合までの長さが異なるので、馬力は落ちるだろうが仕方がない。

補機類

ジェネレータやエアコンコンプレッサーのレイアウトは殆ど同じだった。

補機類

後で分かったことだがクランクプーリーが違う。ジェネレータとエアコンコンプレッサーのベルトが違う。

今回はHH3のジェネレータとエアコンコンプレッサーを使うので、クランクプーリーはHH3を使う。

冷却系

アッパーホースが繋がるパーツが違う。ホースの向きが異なる。HH3の方を使うが、ボルトが2個刺さってる部分がビートデスビと干渉するため、カットする必要がありそうだ。ちなみにこのボルトはエンジンアースが繋がってたと思う。

左がHH3 右がPP1

トランスミッション

ビートのミッションはクラッチが油圧だ。またスピードワイヤーが電気式になっている。

中身だけ入れ替えれば、ビートのギア比にできそうだ。

以上より

最大の問題はエンジンの高さだ。

ネットで調べると、アクティトラックHA6にビートの腰上を乗せた事例が出てくる。
E07AtoZ MTRECエンジン | ホンダ アクティトラック by TK4 – みんカラ
荷台がもっこりしてる。

できれば現状の荷室フルフラットを維持したい。